第10回 小まめにチェックしたい指標チャート(その1)
チャート分析は個別銘柄のチャートだけでなく、市場全体の流れをチェックすることも重要です。市場全体を表す指標としては「日経平均株価」や「TOPIX」などがよく知られていますが、GC HELLO TRENDMASTERにはこの他にも多くの指標チャートを見ることができます。今回は市場全体の動向チェックに役立つ指標チャートを紹介します。

騰落レシオ(25日平均・ハローコード188)
東証1部の25日間の値上がり銘柄数の合計を値下り銘柄数の合計で割った数値です。一般的に70%を割ると底値圏、120%以上になると天井圏と考えられます。



タイミングインデックス(東証1部・ハローコード305)
GCのオリジナル指標「ボルテックス」の横軸に相当する50日間の循環行程係数を元にした指標です。東証1部全銘柄の内、「強気」に属するものを0より上に、「弱気」に属するものを0より下に表し、その銘柄数の合計が棒グラフで表示されています。グラフが1000を超えると天井圏、反対に−1000を下回ると底値圏と考えられます。



投資主体別売買動向
個人投資家、機関投資家、外国人投資家といったそれぞれの主体がどれだけ買い(売り)注文を出していたのかをチェックする指標です。各投資主体の売買動向を見ることで、現在の市場の関心事や、その後の株価の先行きを考えるヒントになる指標です。

■主なもの
主体別個人現物・東証1部(ハローコード480)
主体別個人信用・東証1部(ハローコード481)
主体別生損保・東証1部(ハローコード483)
主体別銀行・東証1部(ハローコード484)
主体別外国人・東証1部(ハローコード487)
主体別投資信託・東証1部(ハローコード488)。



なお、これらの指標チャートは弊社刊「株価チャートを読み解く基礎講座」(定価2,000円・税別)に詳しい説明がされています。ぜひご一読をお薦めいたします。


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